ユーミン 2年7カ月ぶり新作 ジャケットで12種類のカットに挑戦

[ 2013年10月2日 06:00 ]

松任谷由実新作アルバムのジャケット写真

 シンガー・ソングライターの松任谷由実(59)が2年7カ月ぶりとなる新作アルバム「POP CLASSICO」を11月20日に発売する。そのジャケットで、神秘性にあふれた12種類のカットに挑戦。ユーミン史上最もポップなデザインがズラリと並んでいる。

 デビュー40周年の節目を終えて、新たなスタートを切った意欲作。タイトルの字数は12文字(空白含む)。その文字一つ一つに、時空と現実を超えたさまざまな物語があると見立ててジャケット上で表現した。

 演じたキャラクター群は「クラゲの冠に色鮮やかな足ひれを付けた海の女神のような女性」「逆さまの海中でお茶をする紳士淑女」「未来からなのか過去からなのかどこから来たのか不明な少年」などどれも魅力的。CDのコンセプトに掲げた音楽的なルーツ(ブリティッシュロックやフレンチポップ)と未来との融合を表現している。

 9月中旬に都内のスタジオで撮影。AKB48やMr・Childrenらの作品を手掛けた森本千絵氏がデザインを担当。レディー・ガガ(27)や浜崎あゆみ(35)を撮影した写真家レスリー・キー氏がシャッターを切った。2日間で24時間に及んだ撮影を終えたユーミンは「大成功~!」と満点の出来をアピール。作品全体について「生きることの賛歌がいっぱい詰まっているので、元気をいっぱい得てもらえると確信している」と生命力に満ちた仕上がりになったことを強調した。

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