代走みつくに 17年支えた代名詞ギャグ封印宣言のワケ

[ 2013年10月2日 11:10 ]

“なんのこっちゃね~”に代わる新ネタの構想がぎっしり書かれたネタ帳を必死に守る代走みつくに

 松竹芸能所属のピン芸人・代走みつくに(39)が、代名詞ギャグ「なんのこっちゃね~ん」の封印を1日、宣言した。11月22日に大阪・道頓堀角座で開催する単独イベント「non no!こっちゃね」や次回のR―1ぐらんぷり予選では「絶対やらない」という。

 どうでもいい話をした後、「なんのこっちゃね~ん」のフレーズで締める。17年間の芸人生活を支えたギャグだが、フル出場するR―1では準決勝止まり。2014年大会は「決勝進出のためにネタを変える」と誓った。来年3月で結婚10年。生活苦で離婚危機もあった妻と3人の息子のためにも「結婚10年の祝いに賞金500万を渡したい」と意気込んだ。

 関西系「とんねるずのみなさんのおかげでした」の人気企画「博士と助手~細かすぎて伝わらないモノマネ選手権~」でプチブレーク。09年には、箱根駅伝予選会で本戦出場当落線上の大学をメガホンで発表する関東学連スタッフのモノマネで2位に輝いた。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」にも出演した俳優の古田新太(47)は、今年9月に同番組に出演し、「酔っぱらって帰ると“細かすぎる~”の代走みつくにを見て笑ってます」と告白。思わぬ追い風に、みつくには「面白い人に面白いって言われてうれしいです。じぇじぇじぇ!」と感激した。

 新ネタは古田も認めるメガホン芸を考案中で「DJポリス…」とか。時期外れの感も否めないが、新キャラの誕生に注目が集まる。

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2013年10月2日のニュース