濱田ここね「倍返ししたい」 おしんも半沢ブームに乗った

[ 2013年9月24日 18:46 ]

映画「おしん」完成披露会見に出席した(前列左から)泉ピン子、上戸彩、濱田ここね(後列左から)井頭愛海、小林綾子、ガッツ石松
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 女優の上戸彩(28)が24日、都内のホテルで行われた映画「おしん」(10月12日公開)の完成披露会見に、主人公のおしんを演じた濱田ここね(9)をはじめ、「SMAP」の稲垣吾郎(39)、泉ピン子(66)、小林綾子(41)ら共演者と出席した。

 「おしん」は、1983年に放送されたNHKの連続テレビ小説で、歴代最高視聴率62・9%を叩き出した国民的ドラマの映画化。この日は今、社会現象となっている上戸出演のTBSドラマ「半沢直樹」の最終回の視聴率の発表の日ということもあり、映画の会見にもかかわらず、ドラマの決めゼリフ「倍返し」が飛び交う異例の展開となった。

 切り出したのは主演の子役、濱田だった。濱田が「(現場で母親役の)上戸さんが優しくしてくれた。上戸さんに優しくしてもらった分、“倍返し”でお礼を言いたい」と話題のフレーズで感謝の言葉を述べると、上戸も思わず「打ち合わせ済み?」と感心。泉も「時を読んでますよ、なかなかですよ」と褒め称えた。

 今度は泉が「“倍返し”終わっちゃった。それがショックなの。でも、その後に木村(拓哉)くんがやりますから。あれ、何なの?ロボット?同じSMAPなんだがら何か言いなさいよ!」と稲垣へムチャぶり。稲垣も「“倍返し”のくだりは大人しくしてようかなと思って…」と苦笑いしつつも、「『安堂ロイド』よろしくお願いします」と木村拓哉(40)主演の10月13日スタートの同枠ドラマ「安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~」を宣伝し、笑わせた。

 その後も「半沢直樹」の熱心な視聴者だった泉の暴走は止まらず「(見るのは)当たり前じゃない。見ないでどうすんのよ。『倍返し』が終わってショックだから、また巻き戻して1話から見ようかなと思って」。視聴率42・2%という数字にも「視聴率は40(%)は超すと思ってました。私の眼の黒いうちにパート2と映画をやってほしい」と続け、続編を熱望した。「本当に上戸さんも幅広い女優さん。『おしん』は(半沢での上戸の役)花ちゃんとは違う上戸さんですから」と視聴者として上戸の半沢での演技を褒め、上戸が思わず「話がそれてきましたよ」とストップをかけるほど。

 記者からも「(映画で)何倍返しぐらいの感動を与えられる?」との質問も飛び出し、「“倍返し”ぐらいは取りますよ」と泉。上戸も「“倍返し”で」と続け、力を込めていた。

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