ジブリに引退惜しむ声続々　「風立ちぬ」は興収８８億円突破

　宮崎駿監督が引退を発表したことを受け、東京都小金井市のスタジオジブリには２日、引退を惜しむファンの声が多数寄せられた。

　ジブリによると、同日朝から電話やメールで「やめないでほしい」と監督を続けるよう願う意見のほか、「これまで素晴らしい作品を作ってくれてありがとうございました」と、宮崎監督に感謝する声が続々と寄せられた。件数は把握していないという。

　宮崎監督の最後の映画となった「風立ちぬ」を配給している東宝によると、同作品は７月２０日の公開以降、観客動員数が７週連続１位で、計７１４万人を記録。興行収入は８８億円を突破した。