鶴瓶、中井貴一に対抗心むき出し「腹立つ!本当のライバルです」

[ 2013年9月2日 17:27 ]

「怪盗グルーのミニオン危機一発」吹き替え版完成報告会に出席した笑福亭鶴瓶(左)と中井貴一

 映画「怪盗グルーのミニオン危機一発」(9月21日公開)の吹き替え版完成報告会が2日、都内のホテルで行われ、主人公怪盗グルー役の笑福亭鶴瓶(61)、三姉妹の末っ子アグネス役の人気子役芦田愛菜(9)をはじめ、中島美嘉(30)、中井貴一(51)ら豪華キャストが出席した。

 10年に公開された映画「怪盗グルーの月泥棒 3D」の続編。鶴瓶と芦田は前作からの続投で、謎の美人エージェント・ルーシー役の中島とグルーの敵エル・マッチョ役の中井はともに声優初挑戦となる。

 初挑戦にも関わらず、堂々たる演技を披露した中井は「この仕事を長くやっているんですが、この年になって(声優は)初体験。鶴瓶さんがやっていると聞いて、僕にもできるんじゃないかと思って、やらせてもらった」とあいさつ。これに対し、20数年ぶりの共演となる鶴瓶も「僕がアフレコをやっている時に見に来て、鼻で笑って帰っていかれた。腹立つ!本当のライバルです!」と対抗心むき出し。思わず、中井から「何かしましたか?」と苦笑いが出る一幕もあった。

 主人公を演じる鶴瓶が出番が多いというのもあるが、収録も「僕は11時間ぐらいかかったのに、2時間ぐらいで終わったみたい」と鶴瓶。仕上がりを見ても「うまいなぁ~声優みたいな人に吹き替えてもらったんじゃないか?」と怪しむ鶴瓶に、中井は「(鶴瓶の演技は)勉強にもなりましたし、自信もつきました。昔は映画の時は必ずアフレコやっていて、僕たちの(仕事の)延長のようなものですから」と余裕の笑みで返し、笑わせた。

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