なぜ?宮崎駿監督引退 72歳の完璧主義者が決断した理由

[ 2013年9月2日 08:15 ]

スタジオジブリの宮崎駿監督

宮崎駿監督引退

 最後の長編作品となる「風立ちぬ」の冒頭で描かれた関東大震災から、ちょうど90年の節目の日に合わせたような宮崎監督引退表明だった。

 同作は、ゼロ戦設計者の堀越二郎の生涯がモチーフ。「天空の城ラピュタ」「魔女の宅急便」「紅の豚」などで空を舞台に、夢のようなファンタジーを描き続けてきた宮崎監督の、空への思いが詰まった集大成といえ、監督自身も初めて自分の映画で涙を流したことを告白。鈴木敏夫プロデューサー(65)も同作について「宮崎監督の遺言」と発言するなど話題を集めていた。

 製作期間中の2011年3月11日には東日本大震災が発生。「アニメは子供のために作る」という信念のもと、大人も楽しめ、考えさせられる作品を送り出してきたが、震災を境に、インタビューなどで「今までと同じようなファンタジーはもう作れないと思った」などとも話していた。

 監督や脚本に加え、作画などにも携わる完璧主義者。72歳の高齢になり、体力と気力の限界を感じたことや、後輩の育成が幕引きへの主な理由とみられる。

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