内田裕也　代役りえを称える「よくやった！」降板・天海にも気遣い

内田裕也

　ロック歌手の内田裕也（７３）が１２日夜、自身のツイッターを更新し、同日千秋楽を迎えた舞台「おのれナポレオン」（東京芸術劇場プレイハウス）で代役を務めた女優・宮沢りえ（４０）をねぎらった。

　映画「エロティックな関係」（１９９２年）で共演した仲。内田は「りえ、よくやった！」と、わずか２日の稽古で４ステージを見事に乗り切った女優魂を称えた。

　また、心筋梗塞のため同舞台を降板した女優の天海祐希（４５）にも気遣い。「天海祐希サン、ショービジネスはすべて体力！早く回復してガンバレーッ！」とエールを送った。

　脚本・演出の三谷幸喜氏（５１）と主演の野田秀樹（５７）、演劇界のトップランナー２人が初のタッグを組んだ話題作。セントヘレナ島に幽閉されたナポレオン（野田）の死の真相に迫る歴史ミステリーで、１幕２時間２０分。りえはナポレオンの愛人アルヴィーヌを演じた。

　千秋楽終演後のカーテンコールは４度にも及び、りえは感極まった表情も。満員の観客はスタンディングオベーションで迎えていた。