新藤兼人監督 もう1本撮る!?芦田愛菜に魅力「2年後、彼女の熱演に…」

[ 2012年2月15日 07:15 ]

<第54回ブルーリボン賞>新人賞の芦田愛菜(左)と監督賞の新藤兼人監督が奇跡の年齢差ショットを披露する

 東京映画記者会(スポーツニッポン新聞社など在京スポーツ7紙の映画記者で構成)が選ぶ第54回ブルーリボン賞(11年度)の授賞式が14日、東京・内幸町のイイノホールで行われた。

 ステージでは、新人賞の芦田愛菜(7)と監督賞の新藤兼人(99)の“92歳差ツーショット”が実現。

 新藤監督は「2年後、彼女の熱演にびっくりするでしょう」と芦田主演作の製作に意欲を示した。

 大先輩を前にして芦田は「ずっと映画のお仕事をされているのは凄いなあって思います」。妻夫木から「監督の作品に出たい?」と聞かれ、「ぜひ出演させてもらいたいです」と大きくうなずいた。

 新藤監督は受賞作「一枚のハガキ」を生涯最後の作品と公言してきた。ただ芦田のキュートな笑顔にひかれたのか、「あと2年たつと、私の座る位置は決まっています。彼女の熱演にびっくりしていることでしょう」と、監督チェアから芦田を演出することに意欲もみせた。

 そして「私を見て“なんだこんな監督か”と笑ってください。頑張って」と小さな大女優にエール。芦田も「ありがとうございます!」と、頭上の小さな帽子を揺らして喜んだ。

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