1位のしずちゃん 練習で泣く コーチは「感情的になった 疲れも影響」

[ 2012年2月15日 17:45 ]

アマチュアボクシングの女子ミドル級でロンドン五輪出場に一歩近づいた山崎静代

 アマチュアボクシングの全日本女子選手権ミドル級覇者で、お笑い芸人からロンドン五輪を目指す山崎静代(よしもとクリエイティブエージェンシー)が15日、東京都内で練習を報道陣に公開し「日本の1位ということを自覚して、もっと厳しくやらないといけない」と決意を新たにした。

 約1時間半、ミット打ちやスパーリングで汗を流した。泣く場面もあったが、33歳の山崎は梅津正彦トレーナーを相手に激しい練習をこなした。同コーチは教え子の涙に「感情的になってしまって、疲れも影響したと思う」と気遣った。

 日本一になって、五輪代表枠を争う世界選手権(5月・中国)代表に選ばれた。「勉強してベスト8を目標に頑張りたい」と意気込む。梅津トレーナーが皮膚がんの手術で入院することについて「(トレーナーが)戻ってきた時に、練習してきたことをみせられるようにしたい」と成長を誓った。

続きを表示

2012年2月15日のニュース