生活も安定！？陣内孝則　竹野内豊に言われた「もうやらないの？」

舞台「菊次郎とさき」の会見に出席した陣内孝則と室井滋

　舞台「菊次郎とさき」囲み会見が同劇場で行われ、主演の俳優の陣内孝則（５３）と女優の室井滋（５３）がそろって出席した。

　ビートたけし（６５）著の同名小説が原作のテレビドラマの舞台化。テレビドラマに続いてたけしの父・菊次郎を演じる陣内は「キャリアの中で一番“もうやらないの？”と言われた作品。この間、竹野内豊くんにも言われた。天下の二枚目も二枚目に憧れるんだなと。今回は竹野内君のためにもやる。（公演は）３カ月もあるので、生活も安定する。俳優生命をかけてがんばります」とあいさつし、笑わせた。

　演じる菊次郎と大工の４代目だという自身の父をダブらせるという陣内は「（陣内家は）北野家の風景によく似ている。父をやっているような気持ちでやっている。姉にも似てきたねって涙ぐまれる」と泣かせるエピソードを明かした。

　原作者でもあるたけしからも「いろんな話を教えていただいて、いろいろレクチャーしてもらった。たけしさんにもぜひ見に来て、私の“腕”を見てほしい。たけしさん、がんばります」と自信を見せた。

　３月２３、２４日で東京都足立区のシアター１０１０で地元お披露目公演を行い、５月１９日からル・テアトル銀座にて東京公演が行われる。