小林政広監督「報われたなあ」10年越しの受賞

[ 2011年2月9日 06:00 ]

第65回毎日映画コンクール授賞式。笑顔でフォトセッションに臨む(左から)スポニチグランプリ新人賞・徳永えり、日本映画優秀賞・小林政広監督、女優助演賞・夏川結衣、男優主演賞・堤真一、日本映画大賞・李相日監督、女優主演賞・寺島しのぶ、田中絹代賞・江波杏子、スポニチグランプリ新人賞・遠藤要

2010年毎日映画コンクール表彰式

(川崎シンフォニーホール)
 【優秀賞】「春との旅」が日本映画優秀賞を受賞し、小林政広監督(57)がブロンズ像を受け取った。

 01年に脚本の初稿を書き上げたものの、資金集めに苦心。10年越しの受賞となり「結構つらい思いをしながら作った映画。仲代(達矢)さんをはじめ役者の方々をいじめたが、徳永(えり)さんも賞を獲ったし、報われたなあ」と喜びもひとしおだった。

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2011年2月9日のニュース