財津和夫、地元のマンドリンクラブと共演

[ 2010年5月2日 18:43 ]

 福岡市で2日、福岡大マンドリンクラブの創立50周年記念演奏会に、地元出身の歌手財津和夫(62)がゲスト出演、柔らかな歌声で観客約1300人を魅了した。実兄の三郎さん(69)が同クラブ設立発起人の一人で、初代指揮者も務めた縁からセッションが実現した。

 福大の現役部員やOBらの演奏後、ステージに立った財津。「マンドリンは心の琴線を揺らす。曲がよりせつなく聞こえる」と語り、三郎さんが指揮するマンドリン演奏で「心の旅」や「サボテンの花」「青春の影」などを情感たっぷりに歌い上げた。
 演奏開始の合図で、目配せし合う兄弟の息が合わず、観客の笑いを誘う場面もあったが、最後の曲「切手のないおくりもの」ではバックコーラスに加わり、会場を沸かせてステージを後にした。

続きを表示

2010年5月2日のニュース