[ 2010年4月2日 06:00 ]

日本を代表するチェリストでもある堤剛・サントリーホール館長

 また、サントリーホールの館長で、日本を代表するチェリストでもある堤剛は終演後に催されたレセプションで、こう振り返りました。

「ヴァイオリンの初めの一音が美しくホールに響いた時、ホールの聴衆2000人を樫本大進の音楽性と人間性が包み込んだ。今宵のような演奏会は、館長冥利に尽きる」。
名チェリストである堤館長を唸らせた樫本。実は幼少の頃、チェロに憧れて堤館長の門を叩いたことがあるというのです。その際「まだ君にはチェロは大き過ぎる」と言ってヴァイオリンを勧めたのだとか。「本当に、あの時チェロを教えなくて良かった」と冗談交じりに語っていました。

続きを表示

2010年4月2日のニュース