公演リポート 樫本大進のバッハ

[ 2010年4月2日 06:00 ]

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の第1コンサートマスター就任(試用期間中)で脚光を浴びているヴァイオリニストの樫本大進が、バッハの無伴奏ソナタとパルティータ全6曲を1日で弾くという野心的な挑戦を行った。去る2月28日、サントリーホールを会場に昼夜2回に分けて3曲ずつ演奏したもので、樫本への期待の大きさを表わすかのように両公演ともに満員の盛況ぶり。ヴァイオリニストとしての矜持が問われる、このチャレンジに樫本はどんな“答え”を出したのか。夜の公演と終演後のレセプションを取材した小谷和美さん(TBS・OTTAVA)がリポートします。

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2010年4月2日のニュース