中学生から使用…酒井被告弟「姉とともに薬やめたい」

[ 2009年9月15日 06:00 ]

 酒井被告の弟で、福岡市内で覚せい剤を使用したとして覚せい剤取締法違反の罪に問われた自動車販売仲介業酒井健被告(30)=同市早良区=の初公判が14日、福岡地裁(溝国禎久裁判官)であり、健被告は被告人質問で「姉とともに薬をしっかりとやめたい」と供述した。健被告は起訴内容を認め、検察側は「先輩に勧められ、中学生で初めて覚せい剤を使用した。依存性は相当根深い」と指摘して懲役3年を求刑、即日結審した。判決は今月28日。

 被告人質問で健被告は「覚せい剤とは今回で縁を切りたい」とした上で「姉が逮捕され、多くの人に迷惑を掛けた」と述べ「姉は自分にとって大切な家族」と答えた。
 起訴状によると、健被告は今年6月、福岡市中央区内を走行中の車で、覚せい剤の入ったカプセルをのみ込んだとしている。

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2009年9月15日のニュース