繁昌亭開場3年祝い鏡開き 桂三枝会長「あっという間」

[ 2009年9月15日 11:10 ]

 上方落語の定席「天満天神繁昌亭」(大阪市北区)が15日午前、開場から3周年を迎え、上方落語協会の桂三枝会長らが小雨が降る中、玄関前で記念の鏡開きを行った。

 繁昌亭はこれまで、約48万6千人が入場。三枝会長は「3年前からいろんなことがあり、あっという間にみんなで駆け抜けた。これからが正念場。本当に面白い舞台を作っていかなければならない」とあいさつ。桂春之輔さん、月亭八方さんらも加わり「よいしょ」の掛け声で鏡割りをした。
 朝からの記念公演を待っていた入場者らには、三味線と太鼓が鳴る中、紙コップで振る舞い酒。
 繁昌亭は大阪天満宮の敷地内にあり、大阪で約60年ぶりに復活した落語の定席。上方落語を生で楽しみたい人が連日訪れている。

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2009年9月15日のニュース