大谷翔平「打った瞬間入ると思った」 決勝満塁弾含む3安打5打点 「応援のおかげ」感謝のお立ち台

[ 2026年3月6日 21:49 ]

第6回WBC1次ラウンドC組   日本13―0台湾 ( 2026年3月6日    東京D )

<日本・台湾>ヒーローインタビューを終えガッツポーズする大谷(撮影・沢田 明徳)  
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 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は6日、東京ドームで1次ラウンドC組が行われ、大会連覇を狙う野球の日本代表「侍ジャパン」は台湾と対戦し、13―0で大会規定により7回コールド勝ちした。ドジャースの大谷翔平投手(31=ドジャース)は「1番・DH」で先発出場し、2回の先制の満塁弾を含む4打数3安打5打点とチームをけん引。大会連覇へ好スタートを切った。

 お立ち台に上がった大谷はコールドでの快勝に「本当にいいゲームで、いいスタートが切れたので、本当に応援のおかげだなと思っています。ありがとうございます」と話すと、球場から大きな拍手が起きた。お茶たてポーズも連発した大活躍に「北山君が一生懸命考えてくれたので、今後も続けられるように頑張りたいなと思います」と笑った。

 ファンの期待を裏切らなかった。初回、プレーボールがかかった直後だった。台湾先発の鄭浩均(テイ・コウキン)の初球、148キロ直球をたたくと、鋭い打球は右翼線に転がり、大谷は楽々二塁に到達。お茶たてポーズ初披露にベンチも大きくわいた。打球速度は117.1マイル(約188.4キロ)の驚速二塁打に、大谷は「初戦なのでみんな硬くなるところですし、しっかりとアグレッシブにいい球を打ちたいと思っていた。たまたま初球いいところに来て、ヒットにできて良かった」と言ってのけた。

 2回1死満塁。カウント2ボール1ストライクから外角の124キロカーブを振り抜いた打球は右翼に高々と上がり、スタンドへ飛び込んだ。打球速度102.4マイル(約164.8キロ)、打球飛距離368フィート(約112.2メートル)の一打だった。満塁弾は「打った瞬間、入るなと思ったので。とにかく先制点をどうしても取りたいなという気持ちで。外野フライでもいいので、1点まず取りたいなと思ってました」と話したが、大谷の一打から3大国際大会最多となる1イニング10得点。大谷も、さらに回ってきた打席で右前適時打を放った。「本当にあの回に尽きるなというか、取った後もみんな集中して、フォアボールもしっかりとれていましたし、いいゲーム運びができていたと思う。素晴らしいゲームだった」と話した大谷が打線の流れを生んだ。

 三塁打が出ればサイクル安打達成となる4回は一直。13―0で迎えた7回、大量リードということもあり、代打・佐藤輝明が送られてお役御免となったが、代打で途中交代した瞬間には満員観衆から拍手が送られた。誰が主役か、みんなが分かっていた。

 2、3日両日の強化試合では計5打数無安打と結果は出なかったが、本大会になれば別人だった。

 7日には韓国と対戦する。「本当に素晴らしいチームと連戦が続くので、みんなまずは早く家に帰って、たくさん寝て、また明日に備えたいと思います。本当に厳しい戦いは続くと思いますけど、ファンの人とチーム一丸となって、球場全体で盛り上げていただければ励みになるので、よろしくお願いします」。大谷コールに帽子をとり、何度も手を振って応えた。

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