中日・大島 11年ぶり代打で決勝打で連敗止めた 立浪監督も称賛「勝負を賭けて、洋平が打ってくれた」

[ 2024年5月20日 05:45 ]

セ・リーグ   中日3-2DeNA ( 2024年5月19日    横浜 )

<D・中>6回、適時打を放つ代打・大島(撮影・島崎 忠彦)
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 生え抜き15年目のベテランが、一振りで決めた。中日・大島が代打で決勝打を放ち、チームの連敗を4で止めた。

 「あそこで打たないと柳にも勝ちが付かなかったので、そういう場面で打てたのはよかったです」

 1―1の6回2死一、二塁で柳の代打で登場。1ボールからの2球目、大貫のスプリットを右前へ運んだ。今季19度目の代打起用で初打点。代打での決勝打は13年9月29日の阪神戦以来、自身3度目となった。「試合の流れを見ながら動いたりしています」と準備を重ね、チームを泥沼からの脱出に導いた。

 若手中心の外野陣。チーム事情から代打起用が増えたが、簡単にレギュラーを譲るつもりはない。立浪監督からも「柳(を代えるか)は迷ったが勝負を賭けて、洋平が打ってくれた」と称えられた。

 「いい結果が今日は出たが、悪い時の方が多い。一回でも多く、そういう打席が増えるように」と大島。球界屈指の巧打者が再浮上のキーマンだ。 (湯澤 涼)

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