佐々木朗希 爆笑お立ち台 158キロも「最近球が速くないので、あまり疲れてない」ジョークで沸かせる

[ 2024年4月7日 17:19 ]

パ・リーグ   ロッテ―オリックス ( 2024年4月7日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>声援に応える同点打の友杉、今季初勝利の佐々木朗、勝ち越し打の池田=右から(撮影・長久保 豊)
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 ロッテの佐々木朗希投手(22)が7日のオリックス戦で今季2度目となる先発マウンドに上がり、7回3安打2失点9奪三振。チームは5-2でオリックスを下し、佐々木は今季初勝利を挙げた。3四死球と序盤こそ制球に苦しんだが、打線の援護も受けて力投。111球はプロ入り後最多となった。

 初回、先頭の西川に対して初球155キロを投げ込むなどして左邪飛に仕留めた。続く西野に左中間三塁打を許してピンチを背負った。中川に157キロを投げ込んだが、変化球が暴投となって先制を許した。それでも後続を断ち、最少失点でしのいだ。

 直後に味方が同点としたが、1死から連続四球と制球を乱すと福田に中前適時打を浴びて勝ち越しを許した。

 3、4回は持ち直して無失点に抑えると、打線が1点を追う4回に4連打などで逆転。4点を加えて援護した。

 リードをもらった佐々木朗は5回、157キロで空振り三振を奪うなど連続奪三振。6回も続けて三者凡退に仕留めた。6回を投げ終えて98球に到達したが続投。この日最速の158キロを投じるなど3人で片づけた。

 2回以降は毎回奪三振、さらに4回以降はパーフェクトと尻上がりに調子を上げた。

 お立ち台では「入りで点とられてしまって、なかなか良いピッチングではなかったんですけれど。点とってもらって、どうにかそれを守り抜けたかなと思います。(援護があって)楽に投げられました」と打線に感謝。「2点とられた時はちょっと今日苦しいかなと思ったんですが、1年分の援護点をもらっちゃいました」と語って笑わせた。

 継投のタイミングについては「(吉井監督から)どうする?っていうことだったので、序盤良いピッチングじゃなかったので、なるべくイニングを投げて、少しでも貢献できるようにと思って投げました」と述べた。

 7回111球、最速は158キロを計測したが「最近あんまり球が速くないので…あんまり疲れてないです」とジョークを飛ばして笑いを誘い、「150台しか出なくなっちゃったので、まだまだ投げられると思います」と頼もしかった。

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