京大が初の開幕2連勝「正直、出来すぎ」金丸撃破に続く完勝で目標「全国1勝」へ好発進

[ 2024年4月7日 20:54 ]

関西学生野球春季リーグ開幕節2回戦   京大3―1関大 ( 2024年4月7日    わかさスタジアム )

<京大・関大>勝利を喜ぶ近田監督(中央)ら京大ナイン(撮影・河合 洋介)
Photo By スポニチ

 京大が7日、開幕節2回戦で関大を3―1で下して開幕2連勝とし、22年秋の近大戦以来3季ぶりの勝ち点を挙げた。

 82年の新リーグ発足以降、春の開幕節での勝ち点奪取は2度目。シーズン初戦から初の2連勝とした。

 開幕戦で世代No・1投手の金丸夢斗(4年)から勝利を挙げ、続く2回戦では相手の4安打1得点に対し、11安打3得点と上回った。近田怜王監督は「正直、出来すぎです。昨日勝った時点で3回戦の金丸くんをどう攻略しようかと考えていた」と指揮官自身も驚く開幕2連勝となった。

 リーグ通算6勝の水江日々生が卒業して課題と目されていた投手陣が、開幕節の2試合を計1失点と力投。2―0の4回から4回2/3を1失点と力投した西宇陽は「後輩たちにいい投手がいるし、何とかなるのではないかなと思っていました」と胸を張った。

 冬場に新チームの目標を「リーグ優勝」から「全国1勝」に上方修正。近田監督は「引き続き、全国に行くことを意識させ続けたい」と気を引き締めた。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年4月7日のニュース