佐々木朗希のけん制速すぎ!場内騒然 一塁フェンス当たって戻る珍場面 走者慌てて帰塁

[ 2024年4月7日 16:33 ]

パ・リーグ   ロッテ―オリックス ( 2024年4月7日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>先発の佐々木朗(撮影・長久保 豊)
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 ロッテの佐々木朗希投手(22)が7日のオリックス戦で今季2度目となる先発マウンドに上がり、7回3安打2失点9奪三振。3四死球と序盤こそ制球に苦しんだが、打線の援護もあって今季初勝利の権利を持って降板した。

 昨季オリックス戦は5試合に登板し、2勝1敗で防御率1・45。

 この日は初回、先頭の西川に対して初球155キロを投げ込むなどして左邪飛に仕留めた。続く西野に左中間三塁打を許してピンチを背負った。中川に157キロを投げ込んだが、変化球が暴投となって先制を許した。それでも後続を断ち、最少失点でしのいだ

 直後に味方が同点とし、2回1死一塁から打者・若月の場面。一塁へ超速のけん制球を投じた。やや上に逸れて一塁・茶谷が捕り損ねたが、壁に当たって跳ね返り、ちょうど一塁へ戻って来る珍場面となった。これには走者の宗が慌てて帰塁し、場内からはどよめきが起きた。ネット上でも「牽制の球速どないなっとんねん」「朗希の牽制が早過ぎて壁にぶち当たって戻ってきたのが幸いした」などと話題になった。

 しかし、連続四球と制球を乱すと福田に中前適時打を浴びて勝ち越しを許した。

 3、4回は持ち直して無失点に抑えると、打線が1点を追う4回に4連打などで逆転。4点を加えて援護した。

 リードをもらった佐々木朗は5回、157キロで空振り三振を奪うなど連続奪三振。6回も続けて三者凡退に仕留めた。6回を投げ終えて98球に到達したが続投。この日最速の158キロを投じるなど3人で片づけた。

 2回以降は毎回奪三振、さらに4回以降はパーフェクトと尻上がりに調子を上げた。

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