神戸医療未来大が1部初勝利 昨秋リーグ戦覇者の和歌山大を破る

[ 2024年4月7日 17:55 ]

近畿学生野球春季リーグ2回戦   神戸医療未来大4―0和歌山大 ( 2024年4月7日    大阪シティ信用金庫スタジアム )

<和歌山大・神戸医療未来大>3回に2点三塁打を放ち1部初勝利に導いた神戸医療未来大・新鞍
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 1部昇格を果たしたばかりの神戸医療未来大が昨秋のリーグ戦覇者から1部初勝利を挙げた。

 「1年生の河田がよく投げてくれたし、3回の新鞍の先制打も大きかった」

 鳴門工監督時代に夏7回、春4回の甲子園出場を果たし、早大監督時代に東京六大学リーグ戦優勝経験もある高橋広監督は、喜びをかみしめながら冷静に試合を振り返った。

 前日の開幕戦は1―2と惜敗。2戦目は本来ならエース鈴木連(4年=鳴門渦潮)に次ぐ実力の持ち主、塩見渉(4年=倉吉北)が登板するはずだった。しかし調整の遅れから先発を回避させた。3番手の牟田稔啓(4年=香椎)は先週に違和感を訴えており、2戦目の先発は1年生の河田凰希(丸亀城西)を指名した。6回からは石原慎之助(4年=新居浜南)がリリーフし、無失点リレーで締めくくった。

 攻撃では3回2死一、三塁で3番・新鞍大志(4年=三本松)が右越えの2点三塁打で先制した。新鞍は「チャンスだったし、初球からいいボールが来ればとまっすぐを狙っていました」と笑顔。「1年生がよく投げていたので打ってあげたかった」と話した。

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