【近畿学生野球】奈良学園大が連勝スタート 坂林主将、2安打2打点も「まだまだです」

[ 2024年4月7日 15:01 ]

近畿学生野球春季リーグ2回戦   奈良学園大6―2大阪観光大 ( 2024年4月7日    大阪シティ信用金庫スタジアム )

3打数2安打2打点の活躍で連勝に貢献した奈良学園大・坂林主将
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 奈良学園大が開幕節で連勝スタートを切った。

 1回裏2死三塁、ボークで先制。2回2死二、三塁には9番・坂林泰成主将(4年=報徳学園)が左翼フェンス直撃二塁打を放ち、2点を追加した。「ランナーがいるとか打たないといけないとかを考えずに来たボールを打ち返すことだけ考えて打席に立ちました。サク越えかなと思ったのですが、少し足りなかったですね」。前日の開幕試合でも三塁打を含む2安打を放っていた坂林は、この試合でも3打数2安打2打点と活躍。「まだまだです」と謙そんしながらも連勝スタートには笑顔を浮かべた。

 選抜高校野球では母校が快進撃。惜しくも優勝はできなかったが、練習後にテレビ観戦で声援を送り、後輩から力をもらって今リーグ戦に臨んでいた。「春は神宮に行きたい。個人のタイトルとかより、とにかく優勝したいです」と、主将として20年秋以来のリーグ戦制覇に意欲を燃やす。

 酒井真二監督も「苦労人の坂林の調子がいい」と、“恐怖の9番打者”の活躍に目を細めていた。  

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