阪神・岡田監督が注目の育成左腕・川原が先発で3回無失点で支配下入りアピール

[ 2024年2月20日 13:46 ]

練習試合   阪神―サムスン ( 2024年2月20日    バイトするならエントリー宜野座スタジアム )

<練習試合 神・サ>初回、力投する川原(撮影・須田 麻祐子)
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 高卒6年目の育成左腕・川原陸投手(23)が20日の韓国サムスン戦(宜野座)に先発し、支配下昇格に向けたアピールをした。初回を二ゴロ、左飛、一邪飛と6球で3者凡退に仕留める好スタートを切ると、2回には相手5番に左二塁打され1死二塁と走者を背負ったが、6番を変化球で空振り三振、7番を中飛とセットからの投球でも落ち着いていた。

 3回も先頭打者を外角142キロで見逃し三振に仕留めると、投ゴロ、一ゴロで3回を1安打無失点と最高の結果を出した。

 「やるしかない。先の事を考えて、空回りしても仕方ない。練習でできることしか試合ではできないと思うので」と今春は具志川2軍キャンプで汗を流している左腕は気合を入れていた。前回12日の1、2軍合同紅白戦では「良くなかった」と本調子ではない中で4回から救援登板して2イニングを1安打無失点と結果を残し、岡田監督の「川原良かったよ。ストレートで空振り取れとったからな」と高い評価をえて今回の登板機会を手にした。

 この日は同じ育成の福島も「1番・中堅」でスタメン出場。刺激を受けた背番号127が、今春初の対外試合でも存在感を示した。

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