大谷翔平 ドジャース移籍後“初本塁打” 今キャンプ初ライブBPで豪快120m弾丸ライナー

[ 2024年2月20日 04:25 ]

ライブBPで本塁打を放つ大谷(撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 ドジャースの大谷翔平投手(29)が19日(日本時間20日)、アリゾナ州グレンデールでの全体キャンプ6日目(バッテリー組を含めると11日目)、今キャンプ初めてライブBPに参加。実戦形式の練習でドジャース移籍後“初本塁打”を放った。

 昨年9月3日以来となる、投手との対戦。3投手が投じる16球のうち、スイングは4度だったが、最終4スイング目で大谷のバットが快音を奏でた。メジャー通算55試合に登板している右腕、ファイアライゼンの投球を捉えると、白球は低い弾道で中堅右へ。山本由伸やアンドルー・フリードマン編成本部長、エンゼルス前監督のフィル・ネビン氏も完璧な弾道を目で追った。

 2セット目、投手トライネンの際に自打球を右膝内側に当て、周囲をヒヤリとさせる場面もあったが、順調な調整を進める大谷にとってはアクシデントにはなりえなかった。

 また一つ調整の段階を上げた形だ。今キャンプでは12日(同13日)に、右脇腹を痛めた昨年9月4日(同5日)以来、161日ぶりとなる屋外フリー打撃を実行。推定飛距離140メートル特大弾を含む3連発締めなど、21スイング中10本の柵越えを披露した。

 さらに14日(同15日)にもフリー打撃を行い、29スイング中10本の柵越え。16日(同17日)も26スイング中13本の柵越えを放つなど、順調に調整段階を踏んでいた。

 16日(同17日)、19日の練習前に配布された練習メニューではともに「ライブBP」の参加者の欄に名前があったが、参加せず。練習前、デーブ・ロバーツ監督は「翔平はライブBPに入る。ただ振るかどうか分からない」と話していたが、完璧なスイングからの豪快な弾道が調整の順調さを示す何よりの証となった。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年2月20日のニュース