「JFK」のジェフ氏も阪神・ゲラを「日本に合う」と太鼓判「身体能力は非常に高い」素材の良さを評価

[ 2024年2月20日 05:15 ]

あの華麗なフォームが復活!? ゲラ(左)の練習相手をつとめるウィリアムス氏(撮影・大森 寛明)
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 阪神春季キャンプを視察中のジェフ・ウィリアムス駐米スカウトが、フリー打撃に登板したゲラについて「日本に合う」と、改めて太鼓判を押した。

 かつて「JFK」の一角として活躍した男の言葉は重みがある。ゲラの長所に最速164キロを投げられる「肩の力」を挙げ「元内野手ということもあり身体能力は非常に高い。ピッチャーとして生かしていける」と素材の良さを評価。また「アメリカでもセットアッパーの役割はやっていた。そこに関しては大丈夫」と球団が想定する起用法にも耐えると力説し、「野球スタイルが違うのと、捕手のカウントによってのリードだったりがちょっと違う面があるので、そこに対応してもらえれば能力は十分、大丈夫」と続けた。さらには「日本の球は滑りにくい。スライダーに生きるので磨くといい」と、日本でのプレー経験を踏まえた具体的な助言も忘れなかった。

 05年に岡田監督のもとでリーグ制覇に貢献し、その手腕への信頼は厚い。「岡田さんは勝つチームをつくってきた監督。ゲラを適した場所で使って、彼も対応するはず」と期待した。(杉原 瑠夏)

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