阪神戦力外の小林「今年は1試合しか投げていない。覚悟していた」2軍セーブ王 現役続行を希望

[ 2023年10月3日 16:01 ]

戦力外通告後、鳴尾浜球場を訪れた阪神・小林(撮影・後藤 正志)
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 阪神から3日に戦力外通告を受けた小林慶祐投手(30)は、甲子園球場で取材対応し「ある程度覚悟していた。今年は1試合しか投げられていない。覚悟していた感じです」と現実を受け入れた。

 20年途中にオリックスからトレードで移籍。150キロに迫る直球とフォークボールを武器にして、21年は中継ぎで22試合に登板した。クライマックス・シリーズにも出場した。その年の4月16日ヤクルト戦で、藤浪とともに上がったヒーローインタビューがタテジマでの一番の思い出と振り返り、「甲子園のマウンドで投げられたので、すごく思い出になっています」と語った。プロ8年で通算104試合2勝4敗9ホールドを記している。

 ウエスタン・リーグでの今季16セーブは、ソフトバンク尾形と並んでトップだった。角度のある直球と、豊富な経験が魅力の右腕は「自分の中ではやれるんじゃないかなというのはあります。野球は続けていきたい」と現役続行を希望した。

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