花巻東・麟太郎の復調に父の佐々木監督が期待「打線にも厚みが増す」

第105回全国高校野球選手権大会・組み合わせ抽選会 （ 2023年8月3日 ）

抽選会が終わり、会場から引き揚げる花巻東・佐々木（撮影・北條　貴史）
Photo By スポニチ

　高校通算140本塁打を誇り、今秋ドラフト1位候補の佐々木麟太郎（3年）を擁する花巻東（岩手）の初戦の相手は宇部鴻城（山口）に決まった。

　佐々木麟は岩手大会前に痛めた背中の張りの影響で今夏はここまで本塁打0だが、調子は上向き。甲子園入り後は打撃練習を中心に調整しており、父でもある佐々木洋監督は「予選では（打球の）角度とかもついていなかったが、6割ぐらいには戻ってきている。麟太郎の調子が戻ってくれば打線にも厚みが増す」と聖地での活躍に期待する。

　自身初の甲子園出場となった2年春は4打数無安打で市和歌山に初戦敗退。高校最後の夏は“岩手から日本一”を掲げ「どこが来てもチームのために頑張ります」と、第3日の初戦を見据えた。