「村神様」弟の日大・村上慶太「もの凄く緊張」　神宮で公式戦デビューも代打で三振

東都大学野球春季リーグ戦   日大3―0中大 （ 2023年5月19日    神宮 ）

神宮での公式戦初打席は空振り三振となった村上（撮影・柳内　遼平）
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　東都大学野球の春季リーグ戦は19日、3回戦1試合、2回戦1試合が行われ、亜大が7―2で駒大に逆転勝利で2勝1敗とし、勝ち点を2に伸ばして1部残留を決めた。プロ注目の152キロ右腕・草加勝投手（4年）は4安打2失点で今季5度目の完投勝利。リーグトップの5勝目を挙げた。日大は3―0で中大に2連勝し、勝ち点を2に。3位・日大以下4チームによる1部残留争いが続く。

　日大は中大に2連勝で勝ち点を2とした。ヤクルト・村上の弟で1年生内野手の慶太が神宮で公式戦デビューを果たした。1メートル90、100キロと兄に負けない体格を備える左の長距離砲は3―0の9回2死一塁から代打出場。低めの変化球に空振り三振に倒れ「初打席はもの凄く緊張しました。神宮の雰囲気は球場が奇麗でとても見やすかった」と振り返り、「収穫はしっかり初球からフルスイングできたこと」と前を向いた。1年生ながら抜てきした片岡昭吾監督は「もう1点欲しくて長打を期待できるバッターを使った」と起用の意図を語った。（柳内　遼平）