大谷翔平 先制10号弾&決勝打にネット「朝から元気をありがとう」「トラウタニ最高」

[ 2023年5月19日 07:49 ]

ア・リーグ   エンゼルス6ー5オリオールズ ( 2023年5月18日    ボルチモア )

<オリオールズ・エンゼルス>初回、先制ソロを放つ大谷(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が18日(日本時間19日)、敵地・ボルチモアでのオリオールズ戦に「3番・DH」で出場。3年連続5度目の2桁本塁打となる今季10号先制ソロを放った。さらに5-5の8回2死満塁からは決勝打となる一塁適時内野安打も記録。大谷が3試合ぶりの本塁打、マルチ安打でチームの連敗を2で止めた。打率・292、10本塁打、31打点となった。

 大谷の先制弾、そして決勝打の活躍にインターネット上には「朝から元気をありがとう」「朝起きて元気の出る活躍をありがとうございます!」「ほんとすごい選手」「やっぱし大谷さん凄い」「泳ぎながらも素晴らしいホームラン」「今日から仕事がんばろうと思います」「他選手とは次元が違う」「体調が万全では無いと思われる状況の中でさすが」「あの当たりでスタンドまで届いてしまうのが凄い」「トラウタニ最高」などの声が上がっている。

 大谷は初回2死、カウント0-1からオリオールズ先発・ウェルズの投じた高めチェンジアップを強振。打球は高い放物線を描き右翼席へと届く、先制の10号ソロとなった。打球速度100・3マイル(約161・4キロ)、飛距離378フィート(約115・2メートル)、角度32度の豪快な一撃。3年連続で、松井秀喜以来となる5度目の2桁本塁打に到達した。表情を変えずダイヤモンドを一周。“兜セレブレーション”を受け、ベンチ内へと戻るとようやく満面の笑顔がはじけた。

 さらにチームの勢いは加速。1-0の3回1死一塁、トラウトが左翼席に10号2ランを叩き込み、着実に加点。トラウトにとっても2年連続11度目の2桁本塁打となる10号2ラン。今季3度目、通算25度目の「トラウタニ弾」で試合を優勢に進めた。

 一時は逆転されたが、この日のエンゼルスは粘りが違った。4―5の8回1死一、二塁、ウルシェラの中前打で同点とすると、2死満塁から大谷が一塁内野安打で勝ち越し点をたたき出す。6番手・クーロムの初球をたたいた打球は一、二塁間へ。一塁手・マウントキャッスルが横っ飛びで好捕したが、大谷は俊足を飛ばして無人の一塁を駆け抜けた。

 1点のリードをリリーフ陣が守り切って連敗を2でストップ。敗れれば、今季ワーストタイの3連敗で、最多タイの借金1となるところだったが、チームの総力で踏ん張り切った。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年5月19日のニュース