大谷翔平 3試合ぶり今季14度目マルチ安打 先制本塁打&満塁好機で勝ち越し内野安打

[ 2023年5月19日 04:11 ]

ア・リーグ   エンゼルスーオリオールズ ( 2023年5月18日    ボルチモア )

<オリオールズ・エンゼルス>初回、先制ソロを放つ大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が18日(日本時間19日)、敵地・ボルチモアでのオリオールズ戦に「3番・DH」で出場。3試合ぶり、今季14度目のマルチ安打を記録した。

 まずは豪快な一撃で試合を動かした。初回2死、カウント0-1からオリオールズ先発・ウェルズの投じた高めチェンジアップを強振。打球は高い放物線を描き右翼席へと届く先制の10号ソロとなった。打球速度100・3マイル(約161・4キロ)、飛距離378フィート(約115・2メートル)、角度32度の豪快な一撃で、3年連続5度目の2桁本塁打に到達。表情を変えずダイヤモンドを一周。兜セレブレーションを受け、ベンチ内へと戻るとようやく満面の笑顔がはじけた。

 さらに勢いは止まらない。5―5の8回2死満塁からの第5打席ではオリオールズ6番手・クーロムの初球を捉え、一二塁間へ鋭い打球を放った。一塁手・マウントキャッスルが横っ飛びで好捕したが、俊足を飛ばして一塁を駆け抜け、チームに勝ち越し点をもたらした。

 15日(同16日)の同戦で投打同時出場。投げては7回5失点で5勝目を手にし、打っては4安打3打点、あと二塁打が出ればサイクル安打達成と躍動した。しかし登板日に首に違和感を発症。翌日から2試合連続で4打席無安打だった。

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