【阪神・岡田監督語録】開幕ショート・小幡の決め手は「守備といろんな意味を含めてな。全部で」

[ 2023年3月26日 21:05 ]

オープン戦   阪神2―5オリックス ( 2023年3月26日    京セラD )

<オ・神>2回、梅野の送球で宗の盗塁を阻止する小幡(撮影・後藤 正志)
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 阪神は打線が4安打に2得点にとどまり、オープン戦最終戦を勝利で飾れなかった。岡田監督と報道陣のやりとりは以下の通り。

 ―開幕を想定したオーダーで臨んだ。

 「いやいや、そうよ、そうよ。この3連戦はな。中野が帰ってきたからな、きょうはな」

 ―中野はフル出場したが、開幕へ問題ない?

 「そうやな。まあもう1試合くらい、ファームで出たいと言っとったけど。もうちょっと打席に立ってもええと思うけどな。だから、もう1回くらい出たら(開幕は)大丈夫かな」

 ―開幕ショートは小幡ということだと思うが、今日の内容は?

 「ほんま(笑) あんなけん制(アウト)もあるし、バントも(失敗)。まあピッチャー(才木)のバントを、せっかく初めてできるチャンスやったのに」

 ―この3試合の前は、遊撃手は流動的な部分もあると言っていた。

 「でも、どっちかでいかなアカンわけやから、そんなの。オープン戦みたいに毎日、日替わりの起用じゃないんやから。どっちかで行くっていうことなんやから」

 ―小幡の決め手になった部分は?

 「まあ、決め手というか、守備といろんな意味を含めてな。全部で。それはこっちで判断することやから、決め手も何も小幡でいくっていうことやから。そんなん数字とかで決めるんやったら、俺らは関係ないから。そういうことになるやんか」

 ―犠打や走塁のミスもあったが、そういったものが開幕前で良かった。

 「まあ出たとかそういうのじゃなしに、やっぱバントはな、決めて当たり前の部分があるからな。はっきり言うて。ピッチャーは特に自分にかかってくることやからな」

 ―オープン戦が終了した。31人は決めるのか。

 「いやまだ決めへんよ。まだ日にちあるやんか。(湯浅や岩貞ら)調整で投げていないピッチャーはファームで投げなあかんから。中継ぎとか。それはまだ決められへんやんか」

 ―開幕までの準備としてはどれぐらいの仕上がりか?

 「まあ打つ方はなあ。ええピッチャーにかかったらそんなに打てへんし。しかし、12球団で1番得点挙げているんやで。打ってるてことやんか。だからそういう意味ではめちゃくちゃ点取ってるいうことちゃう?そうやろ?」

 ―つながってるということか?

 「いや、つながってるいうか、つながらんでも点取ってるいうことや。だって、ホームランも。こんなにホームランが出るチームじゃないやんか?いや、数字見たら分かるやん(笑い)。オープン戦の他の球団の数字見てもそういうことやんか、だって。で、それをオレらがどう思てるかよりも、ちゃんと数字が表してるわけやから。だから結局は最後になって先発ピッチャーがあんまりな。最終的には今日の才木にしてもなあ、初回からそ高めのボールばっかり。3回ぐらいからちょっとまともに投げとったけど。最後の1週間は先発陣の課題が多かったん違うかって、オレは思うけどな」。

 ―中継ぎはいいところが目についた。

 「まあ、中継ぎはゲーム展開でちょっとこれなんかってのがなったから、そういう展開がほとんどなかったからな。今日は浜地を1回連投させとこうというのでな。本当は石井を2イニング投げさせるつもりやったんやけどな。ちょっと連投も1回やらしとこうと。そういう感じやったからな。ブルペン陣に関してはな」

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2023年3月26日のニュース