【センバツ】優勝旗返還の大阪桐蔭・前田悠伍主将「最高の舞台で、最高の行進ができた」

第95回選抜高校野球大会　開会式 （ 2023年3月18日    甲子園 ）

第95回選抜高校野球大会＜開会式＞優勝旗を返還する大阪桐蔭・前田（撮影・須田　麻祐子）
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　前回大会で優勝した大阪桐蔭（大阪）の前田悠伍主将（3年）が優勝旗を返還した。

　出場36校のうち、先頭で入場。4年ぶりとなる参加校、全選手がそろっての行進を終え、「いよいよ開会式をして、全員で行進をして、いよいよ始まったなという思いがあります」と力を込めた。

　どんな思いで行進したのかと聞かれると、「昨日とは違って人がたくさん入っている中で、堂々と行進しようと自分では決めていたので、堂々と行進できたかなと思います」と胸を張った。仲間と行進できたことについては「最高の舞台で、最高の行進ができたかなと思うので、これから試合も始まっていきますし、自分の中で実りのある大会にしたいと思います」と喜び、意気込んだ。

　今年は声出し応援が解禁されたが、「盛り上がりもありますし、去年とは違って声もOKということになるので、球場全体が応援で包まれると思うので、その空気って言うのを楽しんで一戦一戦やっていけたらいいなと思います」と話した。

　最速148キロで今秋ドラフト上位候補としても名前が挙がる。主将として挑む大会だけに、チーム作りに関しては「自分たちの代は守りから、守備からリズムを作るチームなので、得点圏で一本、バッターが打ってくれて走塁であったり守備であったりそういうところから流れを作っていくチームなので、守備であったり走塁であったりそういった基礎的な部分を意識してやってきました」と語った。