元中日・平田良介氏 “最後のフリー打撃”で14スイング

[ 2023年3月18日 13:49 ]

<中・楽OP>試合前、中日のユニホームを着て、打撃練習を行った平田良介さん(撮影・椎名 航)
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 昨季限りで現役を引退した元中日の平田良介氏(34)が18日、楽天とのオープン戦後に行われる引退セレモニーを前に“最後のフリー打撃”を行った。

 楽天の打撃練習後にグラウンドに登場。「平田、ありがとう!」など客席から労いの言葉が飛び、応援歌が流れる中で打席へ。柵越えはならなかったが、左翼フェンス直撃の痛烈な打球を放つなど14スイングし、大阪桐蔭の後輩・浅村から花束を贈られ笑顔で握手を交わした。

 また、中日のシートノックにも参加。定位置だった右翼から二、三、本塁へ、現役時代をほうふつさせる鋭い送球を披露。ベンチ前では円陣を組み、立浪監督も見守る前でナインを鼓舞するなど、場内を沸かせた。

 平田氏は05年高校生ドラフト1巡目で大阪桐蔭から入団。中日一筋17年間で通算1227試合に出場し、打率・268、1046安打、105本塁打、484打点。15年にベストナイン、18年にはゴールデングラブ賞も受賞。しかし、21年に患った「異型狭心症」の影響や若手の台頭もあって、昨季は51試合の出場にとどまり、打率・200、1本塁打、10打点。昨季終了後に戦力外通告を受けていた。

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2023年3月18日のニュース