アフターコロナの平和を願った選手宣誓、高松商・横井主将は「120点」と胸張る

第95回選抜高校野球大会　開会式 （ 2023年3月18日    甲子園 ）

第95回選抜高校野球大会＜開会式＞選手宣誓を行った高松商・横井主将（撮影・須田　麻祐子）
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　4年ぶりに出場36校の全員が入場行進を行った開会式で、高松商（香川）の主将・横井亮太内野手（3年）が選手宣誓をした。新型コロナウイルスの中で野球を続けることを支えてくれた周囲に感謝を伝えるとともに、ウクライナなど戦争が続く世界に向け、平和へのメッセージを込めた。

　大役を終えた横井主将は「出来は120点。昨日のリハーサルではうまく言うことができなかったんですけど、本番では自分が思った通りに言うことができたので、ほっとしています。自分の中では平和という言葉に心を込めました」と振り返った。

　前主将で巨人の浅野翔吾外野手からも「イースタン・リーグで試合に出ているので、お互い頑張りましょうって言い合って。『かむなよ』とか、声かけてくれました」と前夜に激励のメッセージを受けたことを明かした。

　「行進の多くのお客さんの前で出来て感動した。これからは野球に向けて切り替えます」と開会式後は主将としてチームをまとめることに、気持ちを持っていった。