【WBC】豪州監督　8回の“グダグダ判定中断”「ルールの解釈…チームメートに非常に悪いことをした」

WBC1次ラウンドＢ組   オーストラリア8―7韓国 （ 2023年3月9日    東京Ｄ ）

オーストラリア・ニルソン監督
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　第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）は9日、日本が入る1次ラウンドB組が東京ドームで開幕。オーストラリアが8－7で韓国との激闘を制した。

　8ー4の8回に国際大会ならではのルール確認で試合が中断した。無死一、三塁の韓国攻撃中、デービッド・ニルソン監督が投手交代のためにマウンドへ向かったが、S・ケントの降板を巡って審判から「待った」が入った。試合は中断し、ニルソン監督は戸惑いの表情を見せながら一度ベンチに下がった。

　この場面についてニルソン監督は「投手コーチと話して投手を交代させようとしたが、マウンドに行ってはいけないというルールだったり…そのあたりで戸惑いがありました。私のルールの解釈ですね」と説明。「守備が長いイニングになり私のチームメートに非常に悪いことをしたなと思いました。しかしながら、この悪い状況を乗り越えて勝利することができて、頼もしく思います」とナインに謝罪と感謝の言葉を述べた。

　今大会は大リーグの「ワンポイント禁止ルール」が適用されており、打者3人以上かイニング終了まで投げないといけない。審判団が協議したが、結論に至らず、インターカムで運営本部と相談。その後、2ボール、ノーストライクから投手交代が認められた。