【WBC】豪州監督「タフで感情が行き交う試合に勝利し誇りに思う」韓国討ち3発!両軍計16投手の激闘

[ 2023年3月9日 16:44 ]

WBC1次ラウンドB組   オーストラリア―韓国 ( 2023年3月9日    東京D )

<韓国・オーストラリア>韓国に8―7で勝利し喜ぶ合うオーストラリアナイン(撮影・光山 貴大)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は9日、日本が入る1次ラウンドB組が東京ドームで開幕。オーストラリアが8-7で韓国との激闘を制した。

 デービッド・ニルソン監督は試合後、「非常にこのようなゲームができて、タフなゲームでしたけど誇りに思います。変わったプレーもあり、感情が行き交う試合ゲームになりましたが、そういうゲームに勝利することができて非常にうれしいです」と勝利の喜びを興奮気味に語った。

 11日の中国戦に向けては「今夜は喜ぼうと思います。(中国戦は)セカンドラウンド進出に向けて非常に重要なゲームになる」と意気込みを示した。

 4、5回に1点ずつ奪い2点を先制も、5回にヤン・ウィジに逆転3ランを許す。6回にも1点を失った2―4の7回2死二、三塁だった。ロビー・グレンディニングが、韓国の5番手・金元中(キム・ウォンジュン)の甘いフォークを左翼席中段に運んだ。再逆転の3ラン。東京ドームに駆け付けた韓国応援団を黙らせた。直後の二塁守備でも韓国二塁走者が一瞬、ベースから足を離した隙を見逃さず、タッチアウトにする好プレーでピンチを切り抜けた。

 5―4で迎えた8回にはパーキンスにも3ランが飛び出し、点差を4点に広げ勝利を大きく手繰り寄せたが、韓国も簡単には引き下がらない。その裏にオーストラリア投手陣が6四死球と乱れ3点を返す激闘に。1点リードで迎えた9回も韓国先頭のエドマンが初安打で出塁するとドームは異様な雰囲気に。右翼に立て続けにヒヤリとする飛球を打たれるも、最後はエドマンの盗塁をパーキンスが刺し雄叫び。リプレー検証でも判定は覆らず劇的なゲームセットとなった。両軍合わせて16投手がマウンドに上がったB組開幕戦。オーストラリアが悲願のWBC制覇を狙う韓国から“金星”を挙げた。

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