Hondaの2メートル左腕・今西が好救援　懐かしの神宮で2イニング無失点

JABA東京スポニチ大会第3日Dブロック   Honda7－2鷺宮製作所 （ 2023年3月8日    神宮 ）

＜鷺宮製作所・Honda＞Honda3番手・今西（撮影・村上　大輔）
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　Hondaの未完の大器がブレークの兆しだ。3年目でプロ注目の2メートル左腕・今西が7―2の8回から救援し、2回1安打無失点で3連勝での決勝トーナメント進出に貢献。早大時代の20年秋以来となる神宮のマウンドに「懐かしいなという感じはあったけど、試合中は普段通りに投げることができたと思います」と振り返った。

　スリークオーターから繰り出す140キロ台の直球と縦に落ちる100キロ台のカーブで約40キロの緩急を生み出して好投。昨年までは制球難で出番に恵まれなかったが、下半身主導のフォームで制球も改善した。開田成幸監督は「体のバランスが良くなり相手と勝負できるようになってきた」と評価。成長著しい左腕は決勝トーナメントに向けて「どんな形でもチームの力になりたい」と頼もしかった。（柳内　遼平）

　≪得失点差上回りHonda1位≫大会規定による決勝トーナメント進出チームの順位付けは（1）勝率（2）ポイント（3）総失点（4）得失点差で決定。今大会はブロック1位が全て3勝だが、（2）のポイントでタイブレーク勝ちのあるHonda熊本のみ11ポイントのため4位。12ポイントの3チームのうち、Hondaと東芝は（3）の総失点も3で並んだが、（4）の得失点差でHondaが上回り1位となり、東芝が2位。総失点6のSUBARUが3位となった。

　▼鷺宮製作所・幡野一男監督（逆転負けで予選リーグ敗退）課題をクリアしてステップアップしていきたい。心機一転、出直していきます。