SUBARU タイブレークで涙…八野田熱投も158球目に勝ち越し3ラン被弾「力不足でした」

[ 2023年3月9日 16:10 ]

スポニチ創刊75周年記念第77回JABA東京スポニチ大会最終日 準決勝   SUBARU2―5東芝 ( 2023年3月9日    神宮 )

<東芝・SUBARU>延長タイブレーク10回、東芝・下山に勝ち越し3ランを浴びたSUBARU・八野田(撮影・村上 大輔)
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 SUBARUが強豪・東芝相手に延長10回、タイブレークの末、涙を飲んだ。無死一、二塁で始まるタイブレーク。2死までこぎつけたが先発の八野田が158球目を下山に3ラン、松本にもソロを浴びマウンドを降りた。

 「予選の東京ガス戦に先発で勝って自信になった。この試合もその自信で投げました。でもまだ力不足でした」。流通経済大から入社3年目の左腕は161球の力投を振り返った。チームのエース格は左腕阿部と右腕手塚。「この2人におんぶにだっこだった。今年は僕が!という気持ちで臨んでいます」と屋台骨を背負う覚悟でいる。冨村優希監督も「勝ちたかったけど、八野田は良く投げてくれた。自信になったと思う」と賛辞を送った。

 大阪桐蔭から入社したルーキー海老根も9番で4試合フル出場。この日は延長10回、意地の左犠飛を放った。「最後は気合いが入りすぎました。社会人は1球1打席が勉強です」と明るい表情で話した。投手陣の層が厚くなり、若い打者も力を付けている。4年間遠ざかる都市対抗へ、楽しみしかないチームになってきた。

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