侍WBC1号は牧!「気持ちで打った」豪快ソロで歓喜のデスターシャ! 大谷も満面の笑みで祝福

[ 2023年3月9日 23:00 ]

WBC1次ラウンドB組   日本―中国 ( 2023年3月9日    東京D )

WBC1次R<日本・中国>7回、ソロを放つ牧(撮影・光山 貴大)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は9日、日本が入る1次ラウンドB組が東京ドームで開幕。日本は中国との初戦に臨んだ。7回に牧秀悟内野手(24=DeNA)がソロ本塁打を放った。これが日本のWBC本塁打1号となった。

 「7番・二塁」で先発出場した牧は3―1で迎えた7回、先頭で迎えた第4打席で、カウント2-2から右翼スタンドに飛び込む本塁打を放った。

 ダイヤモンドをゆっくりと回り、ベンチに戻ってきたところで満面の笑みの大谷が「ペッパーミル」のパフォーマンスで祝福。それに応えるように牧もこしょうを引く動きを見せ、最後はDeNAでおなじみの「デスターシャ」で喜びを表現した。

 本番前最後の強化試合となった7日オリックス戦に「7番・二塁」で先発出場した牧は5打数無安打と快音はなかった。それでも、試合後のインタビューでは「チームとして凄くいい形」と手応えを口にしていた。自身は実戦5試合に出場し、19打数4安打。「もう試合なので、調子どうこうじゃなくてやるしかない」と中国戦への決意を語っていた若き侍の一発が、侍を世界一へと加速させる。

 ▼牧 打った球は真っ直ぐです。追加点が取れて良かったです。気持ちで打ちました。

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