ヤクルト・村上　WBCへ超速仕上げ!柵越え11発「ちょっと落として、徐々にやっていければ」

ノックを受けるも捕球できず悔しがる村上（撮影・沢田　明徳）
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　ヤクルト・村上の23年キャンプはアーチで幕を開けた。ランチ特打の初球。初スイングで捉えた打球が右翼の芝生席で弾む。今年初めての屋外での打撃練習で85スイングして広角に打ち分け、11発の柵越えを放った。

　「初日と思えばいいのかなと思いますけれど、ちょっと振りすぎかなと。ちょっと落として、徐々にやっていければな」。自制するほどの仕上がり。はやる気持ちの理由はもちろんWBCだ。侍ジャパンでも4番打者として期待がかかる。

　バットについては昨季より重いものも試しながら「試合では去年と同じやつを使おうかな」。今季初実戦となる12日のDeNAとの練習試合には侍メンバーの山田、中村とともに出場する意向だ。