スコット・ボラス氏、オリ吉田正の代理人に “コンタクトヒッターとしての実績”高評価されると予想

[ 2022年11月10日 06:52 ]

オリックス・吉田正
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 大物代理人のスコット・ボラス氏が9日(日本時間10日)、大リーグのGM会議が行われているラスベガスで日本メディアに対応。その場でオリックスからポスティングシステムでのメジャー移籍を希望する吉田正尚外野手(29)の代理人を務めることを明かし、「今年のマーケットではバットに当てるのがうまいリードオフヒッターが必要とされている。吉田はコンタクトヒッターとしての実績があるから、本物の重要がある」と吉田が望み通りにポスティングされた場合には高評価されると予想した。

 ボラスは「NPBの選手には三振の懸念がある。日本で三振が多い選手はアメリカではもっと三振する。だから出塁率の高いコンタクトヒッターは好意的に捉えられるんだ」と米国での日本人選手の評価基準に言及。NPBで6年連続4割以上の出塁率を残し、三振の少なさで定評がある吉田はその条件をクリアしていると強調した。

 8日(同9日)、大リーグ専門局「MLBネットワーク」の名物記者、ジョン・モロシ氏が「メジャー挑戦が実現すればヤンキースが移籍先候補の一つになる」と投稿した。これに際し、ヤンキースと吉田のフィットについて問われると、ボラス氏は「どのチームが興味を持っているかという話はしないが、塁に出れる選手が必要なチームは吉田に強い興味を持つだろう。ヤンキース打線を見てみればいい」と笑顔で述べている。

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2022年11月10日のニュース