佐々木朗希が侍デビュー 初回ピンチを三振、併殺で切り抜ける 最速159キロ

[ 2022年11月10日 18:58 ]

侍ジャパンシリーズ2022   日本代表―豪州代表 ( 2022年11月10日    札幌D )

<豪・侍> 初回、ケネリーに初球を投じる佐々木朗 (撮影・光山 貴大)
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 侍ジャパンの佐々木朗希投手(21=ロッテ)が10日のオーストラリアとの強化試合に先発。トップチームは初招集で、侍ジャパンデビューを果たした。

 デビュー戦が9月26日のソフトバンク戦以来となる実戦登板。さらに、日本のボールとは違うWBC公式球をどう操るかも注目された。初回先頭のケネリーに159キロ直球を右前にはじき返され、続くホワイトフィールドにも四球。いきなり無死一、二塁のピンチを背負ったが、3番のグレンディニングを155キロ直球で空振り三振。4番ウェードを直球で遊ゴロ併殺に仕留めた。
 
 ロッテはこの日、4月10日のオリックス戦で達成した完全試合に関連した記録として、20歳5カ月の佐々木朗(2001年11月3日生まれ)と18歳5カ月の松川虎生捕手(2003年10月20日生まれ)の合計年齢38歳330日が「プロ野球における完全試合を達成したピッチャーとキャッチャーの最年少(合計年齢)」としてギネス世界記録に認定されたことを発表。立ち上がりから堂々の投球をみせた。

 今月3日に21歳の誕生日を迎えた右腕は来年3月のWBC本番でも先発の一角として期待される。

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