あれれ? 湯浅京己、侍最終登板で不安残す 5打者全てボール球先行 公式球への対応に不安?

[ 2022年11月10日 22:04 ]

侍ジャパンシリーズ2022   日本代表―豪州代表 ( 2022年11月10日    札幌D )

<豪・侍>8回から登板した4番手の湯浅(撮影・篠原岳夫)
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 侍ジャパンの湯浅京己投手(23)が、10日のオーストラリアとの強化試合に、8回から4番手で登板。最後のアピールをしたかったが、若干不満の残る内容となった。

 先頭の右打者ケネリーに対して、制球が定まらず3ボール。ここから直球でストライクを奪い、最後は三ゴロにしとめたが、シーズンとは違う不安定な内容が続いた。

 続く右打者ホワイトフィールドをストレートの四球で歩かせ、右打者グレンディニングにもフルカウントから三遊間を破られる左前打。その後は左打者のウェードを右飛、右打者のフリッチも遊ゴロに抑えるが、5打者全てボール球から入るカウント不利な投球が続いた。

 今季は阪神で43ホールドをマークし、独立リーグ出身の投手としては史上初のタイトルを獲得。侍ジャパンに選出され、強化試合だった6日の巨人戦では1回を3者凡退で無失点に抑えて勝利投手になったが、同学年の巨人・大勢に「ロジンの感覚、ボールの感覚とかいろいろ聞いたり」と、ロジンバッグが手に合わない不安を見せており、公式球への対応に若干、不安があるようだ。

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