オリックス 2年連続の日本シリーズ進出に王手! ラオウ杉本が決勝2ラン 9回ヒヤリも逃げ切り勝ち

[ 2022年10月13日 21:29 ]

パCSファイナルステージ第2戦   オリックス4-3ソフトバンク ( 2022年10月13日    京セラD )

第2戦で決勝2ランを放ったオリックス・杉本
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 パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)の第2戦は、レギュラーシーズン1位のオリックスが同2位のソフトバンクを4-3で破り、アドバンテージを含む3勝として2年連続となる日本シリーズ進出に王手をかけた。14日の第3戦で引き分け以上なら突破が決まる。

 去年のラオウが帰ってきた。2-2で迎えた5回、杉本は1死二塁の好機で打席に入ると大関の初球、内角直球を完璧に捉え、左翼席へ特大アーチを放り込んだ。会心の一発に二塁走者・吉田正とともに「昇天ポーズ」で大喜び。今年のレギュラーシーズンは不振に苦しんだが、これでCSは2試合で早くも5打点。昨季の本塁打王が短期決戦で本領を発揮した。

 投手陣も先発・宮城が5回2失点と力投すると、救援陣も宇田川、山崎颯、ワゲスパック、とつなぎ、リードを死守。最終回に阿部が1点を失ったものの、最後はデスパイネを封じて何とか逃げ切った。

 前日11日はエース・山本が8回無失点と好投するなど、完封勝利。「短期決戦の鬼」であるソフトバンクのポストシーズン連勝を18で止めた。リーグ最終戦で大逆転優勝を決め、大混戦のパ・リーグを制した勢いそのままに日本シリーズまで突っ走る。

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