パドレス・ダル「凄くうれしい。誇り」 第2戦先発で元同僚ドジャース・カーショーと投げ合い

[ 2022年10月13日 02:30 ]

ナ・リーグ地区シリーズ第1戦   パドレス3-5ドジャース ( 2022年10月11日    ロサンゼルス )

登板前日会見に臨むダルビッシュ(撮影・柳原 直之)
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 大リーグは11日(日本時間12日)、各地で地区シリーズ(5回戦制)が開幕して第1戦が行われた。パドレスのダルビッシュ有投手(36)は、12日(日本時間13日午前9時37分開始)のドジャースとの第2戦先発を前に記者会見。自主トレをともにする盟友クレイトン・カーショー投手(34)との投げ合いに腕をぶした。

 ダルビッシュは表情を変えることなく、一塁ベンチで初戦の黒星を見届けた。負ければシリーズ敗退の崖っ縁となる2戦目。命運は託された。

 「こういう舞台になるとドジャースはもっと集中してくる。そういうバージョンのド軍と力比べをできるのは凄くうれしい」

 10年連続でポストシーズンに進出し、20年には世界一となったド軍。自身も17年に在籍し、強さを実感しつつも自信はある。「また違う姿を見せられる」と、古巣との対戦を心待ちにした。

 投げ合うのは互いに認め合う元同僚で、通算197勝の左腕カーショー。この日、ダルビッシュはキャッチボールなどで調整し、いつも通りブルペンでイメージトレーニングを繰り返したが、そのルーティンを授けてくれた恩人でもあった。

 「こういう舞台で投げ合えるのは、凄くうれしい。誇りに思う」。カーショーとは通算3度目の投げ合いで、過去は1勝1敗。決着をつけるには最高の舞台だ。(柳原 直之)

 ▼パドレスのボブ・メルビン監督 あと一歩及ばなかったが、試合を通していい戦い方はできた。第2戦の先発は安定感のあるダルビッシュ。仕切り直したい。

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2022年10月13日のニュース