アクーニャ死球をきっかけに3得点 最多勝投手ライトを援護、ブレーブスが1勝1敗のタイに

[ 2022年10月13日 12:48 ]

 ナ・リーグ地区シリーズのブレーブス対フィリーズ第2戦は、12日(日本時間13日)アトランタで行われ、6回2死走者なしから3点を挙げたブレーブスが勝ち、シリーズを1勝1敗のタイとした。

 雨で開始が3時間近く遅れた試合。5回までフ軍先発のザック・ウィーラー(32)に1安打に抑えられていたブ軍が主砲ロナルド・アクーニャ(24)の右肘付近への死球をきっかけに、1四球と3本の単打で3点を奪った。それまで唯一の安打を打っていたアクーニャが95・9マイルのシンカーを右肘に受け苦悶の表情を浮かべる。満員のスタンドからのブーイングに加え、治療に約4分かかり、この間に好投のウィーラーのリズムが狂ったのかもしれない。2番ダンスビー・スワンソン(28)に四球、3番マット・オルソン(28)の強いゴロは一塁手リース・ホスキンス(29)のグラブに当たって右前適時打。4番オースティン・ライリー(25)のゴロも投前内野安打となり2点目。5番トラビス・ダーノーの中前適時打で3点目となった。

 アクーニャは試合後「ボールが当たった瞬間はこれ以上プレーできないと思った。トレーナーに手をしっかり握れないならプレーは無理だと言われたけど、去年ポストシーズンに出られなかったのに、また同じ経験は嫌と試合に出続けた。すぐ回復できてよかった。今は全く痛くない、試合に勝ったから」と笑った。ブレーブスは今季21勝で最多勝利投手のカイル・ライト(27)が得意のカーブで7つの空振りを奪うなど好投、6回2安打1四球無失点。7回以降は3投手の継投で、フィリーズ打線を抑え込んだ。第3、4戦はフィラデルフィアで行われる。

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2022年10月13日のニュース