オリックス・杉本「ダサかったけど…」押し出し四球で先制点&右前適時打、2打点の活躍で存在感

[ 2022年10月13日 05:00 ]

パCSファイナルステージ第1戦   オリックス5ー0ソフトバンク ( 2022年10月12日    京セラD )

<オ・ソ>5回2死満塁、杉本は右前適時打(撮影・井垣 忠夫)
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 オリックスに流れと運をラオウこと杉本が引き寄せた。何としてもほしい先制点。4回1死満塁で石川の7球目カーブをしっかり見極め、押し出し四球だ。「ガッツポーズしたのはダサかったけど、先制できたのは良かった」とベンチを盛り上げた。

 この四球が記録につながる。5回2死満塁から頓宮、西野が連続押し出し四球。プレーオフ、CSを通じて1試合3度は初めてだ。

 押せ押せムードの中、再びの満塁で杉本は3番手・泉から右前適時打で突き放した。「何とかバットに当てて、事を起こそうと思っていた」。4月はコロナ陽性、8月も左大腿部負傷に苦しみ、8月19日の西武戦以来の打点。昨年のCSファイナルMVPが存在感を発揮し、「この1勝は凄く大きい。油断せずに頑張る」と声を張り上げた。

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2022年10月13日のニュース