オリックス・宮城 初のCS登板で5回2失点と力投「野手陣に助けてもらった」

[ 2022年10月13日 20:46 ]

パCSファイナルステージ第2戦   オリックスーソフトバンク ( 2022年10月13日    京セラD )

パCSファイナル<オ・ソ>オリックス先発・宮城(撮影・井垣 忠夫)
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 オリックス・宮城大弥投手(21)が先発し5回5安打2失点と粘投。初めての登板となったクライマックスシリーズ(CS)で勝利投手の権利を得て、救援陣に後を託した。

 立ち上がり、いきなり先頭の三森に右翼線二塁打を浴びると、1死一、三塁からデスパイネの遊ゴロ併殺崩れの間に先制点を許した。

 1-1の3回には1死一塁から柳田に右翼線へ適時二塁打を許し、勝ち越された。それでも最少失点で切り抜け傷口を広げず、5回2死二塁のピンチで迎えた柳田との3度目の対戦は空振り三振で雪辱を果たした。

 ただ、「初回の先頭打者の長打もそうですし、失点してしまったところは長打が絡んでしまっていたので、野手陣が頑張ってくれていたのに申し訳ないです」と反省の言葉を口にし「本当は先発としてもう1回、2回と投げないといけないと思うので、そこは悔しいですし、(福田)周平さんのファインプレーだったり、(杉本)ラオウさんのホームランだったりと、野手陣に助けてもらっていたので、本当に野手の皆さんに感謝しかないです」と謙虚にコメントした。

宮城は昨季、絶対エース山本に次ぐ13勝を挙げ、リーグ優勝に貢献するなどし新人王も獲得。ただ、昨年のCSファイナルステージはロッテに3連勝し日本シリーズ進出を決めたため、出番がなかった。それでも日本シリーズは第2戦で敗戦投手にこそなったが、7回2/3を1失点と力投。大一番でも実力を発揮した。

 今年も2年連続となる2桁11勝(8敗)をマークするなど山本と左右の両輪として働き、リーグ連覇に貢献。CS第2戦という大役を託された。

 

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2022年10月13日のニュース