雨にも負けず…ヤクルトが日本S進出に王手! 3冠王・村上のCS1号であっさり逆転 オスナは2戦連発

[ 2022年10月13日 22:28 ]

セCSファイナルステージ第2戦   ヤクルト5ー3阪神 ( 2022年10月13日    神宮 )

セCSファイナル<ヤ・神>村上ら勝利を喜ぶヤクルトの選手たち(撮影・篠原岳夫)
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 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第2戦は13日、神宮球場で行われ、2年連続リーグ優勝のヤクルトがレギュラーシーズン3位から“下克上”でファーストステージを勝ち上がってきた阪神に逆転勝ちを収めて2連勝。1位チームにあらかじめ与えられるアドバンテージ1勝を含めてこれで3勝0敗とし、2年連続となる日本シリーズ進出に王手をかけた。

 先発右腕・サイスニードが初回に1点先制されたが、史上最年少で令和初の3冠王に輝き、日本選手新記録となる56本塁打をマークした主砲・村上宗隆内野手(22)が苦手にしていた相手先発右腕・藤浪から3回にCS初アーチとなる2ランを左翼スタンドに叩き込んであっさり逆転。4回には長岡が右越え1号ソロ、5回にはオスナが2戦連発となる左越え2ランと一発攻勢で徐々にリードを広げた。

 サイスニードは降雨による1回裏の38分間におよぶ試合中断にも負けず、要所を抑えて6回途中7安打1失点と好投。その後は久保、石山、清水、マクガフのリレーで反撃を2点に抑えて逃げ切った。サイスニードは来日2年目でのCS初登板初先発で初勝利を飾っている。

 日本シリーズ進出に王手をかけて迎える14日の第3戦は左腕・高橋が予告先発投手として8月25日の広島戦(神宮)以来50日ぶりのマウンドへ。一方、もう後がない阪神はレギュラーシーズンで13勝、防御率2・05、勝率・765で投手3冠を達成したエースの青柳が中5日でマウンドに上がる。

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